僭越ですが、聖徳太子になったつもりで、imaginary聖徳太子の独白を書いてみます。
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お釈迦様、あなたは、神々が住まい修行されている霊峰ヒマラヤ山脈の麓のシャカ国の皇太子でした。
私は、日出ずる国日本の皇太子です。
あなたが生まれた時、全人類を救う覚者になるか、徳で全インドを統一する転輪聖王テンリンジョウオウになるかのどちらかだと、賢者に予言されましたね。
しかし残念ながら、シャカ国は超大国マガダに攻め滅ぼされてしまいました。
苦悩の真っ只中で、かつて弓矢の勇者であられたあなたは、弓矢を取り騎馬でマガダ国を攻め滅ぼすことをなさらず、こう言われました。
「恨みを抱く人たちの中で恨むことなく、安らかに生きよう。恨みを抱く人たちの中で、恨むことなく暮らしていこう」。
「勝利からは恨みが起る。敗れた人は苦しんで終わる。勝敗を捨てて、安らぎを大切にした人は、安らかに終わる」。
あなたは、転輪聖王の道を選ばず、
家々の戸口に立ち、無言で食を乞い、
争いに明け暮れ、生老病死に苦しむ人々を救う覚者となられたのです。
未来永劫にも人々を救う覚者となられたのです。
合掌、ありがとうございます・・・
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やまと こたろう
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