人種差別撤廃を掲げた「大東亜共同宣言」
大東亜会議の最大の成果として参加国のビルマ・フィリピン・中華民国・満洲国・タイ・日本によって採択されたのが、「大東亜共同宣言」です。
そこに掲げられた要旨は、現代の国際社会の理念にも通じる先駆的な内容を含んでいました。
共存共栄:道義に基づく秩序の構築
独立尊重:お互いの主権と独立を尊重し、助け合う
文化尊重:各民族の伝統と創造性を高め合う
経済発展:互いに連携し、東アジア全体の繁栄を目指す
人種差別の撤廃:世界各国との交流を深め、人種差別を撤廃し、資源を開放する
これに対抗する形で、米英中は即座に「カイロ宣言」を発表し、日本を「軍国主義の侵略国家」として、一方的に非難する国際世論を形成していきました。
しかし、この連合国側の対応には大いなる欺瞞と偽善が満ちています。カイロ宣言で「領土拡張の野心を持たない」などと平和を演じてみせた米英らこそ、過去数百年にわたり、アジア・アフリカを暴力的に侵略し、過酷な植民地支配によって莫大な富を搾取し続けてきた当事者だったからです。
自らの特権的な「搾取システム」を日本によって破壊されそうになった白人支配層が、自らの正当性を守るために、先んじて大アジアの理想を掲げた日本を「悪の侵略者」と仕立て上げざるを得なかったというのが、歴史の裏に隠された真実の一端です。
当時の日本の軍事的な思惑や戦況の悪化という現実を孕んでいたとはいえ、大東亜会議が突きつけた「人種差別撤廃」や「主権尊重」という至高の理念は、米英らの偽善を暴き、彼らの国際秩序に致命的な一撃を与えました。「アジアの自立と真の連帯」を夢見、欧米の覇権に敢然と立ち向かった指導者たちの言葉は、今なお世界史における「白人優位の常識を覆した奇跡の一ページ」として、色褪せることなく強い印象を残しています。
やまとこたろう
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